ハーフステッチの向きは/と\どっち?|クロスステッチはどっちが上?

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こんにちは、ReyLuke(@hutarigurasicom)です。

ハーフステッチの向きはどっちが正解?

結論だけいうと、どちらが正しいということはありません。好みの問題なので刺しやすい方でオッケーです。ただし、同じ作品内では/か\のどちらかに統一するのが基本です。

クロスステッチの上にくる向きにハーフステッチの向きを合わせるかという問題もあります。

クロスステッチキットでは、背景や空にハーフステッチを使うことがよくあります。

Dimensions社(アメリカ)のクロスステッチキットの作品見本では、/の向きのハーフステッチが使われています。クロスステッチは、\が上にきています。(/を先に刺して\を後で刺しています。)

(出典:楽天市場

Dimensions社のキットの説明書にも、ハーフステッチは/で書かれています。

・クロスステッチは、❌の/か\のどっちが上?その理由は?
・ハーフステッチは、クロスステッチの上にくる向きに合わせる?

今回は、このあたりの疑問について調べてみました。



クロスステッチは、/か\のどっちが上にくる?

クロスステッチの基本ルールである「ステッチの向きを揃える」ですが、/か\のどちらを上にするのかには正解はありません。

理由は、国によってどちらが上にくるかの主流が違うからです。

国によってどちらが上にくるかの主流が違う理由

/が上にくる刺し方をイギリス式、\が上にくる刺し方をフランス式」といいます。

なぜ国によって刺し方が違うかは不明ですが、私は「馬車など(自動車)が左側通行の国と右側通行の国の違い」が関係あるのではないかと思いました。

・左側通行の国

日本、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、インド、香港など。

「日本では、右側通行ですれ違う時に刀同士がぶつかってしまうことがあるため歩くのも左側通行が主流でした。武士同士がすれ違った時にお互いの鞘がぶつかったことで喧嘩や決闘になることがありました。」

・右側通行の国

アメリカ、フランス、ドイツ、中国、韓国、イギリス以外のヨーロッパなど。

「ヨーロッパの国々も中世までは左側通行が主流でした。フランス革命の中でナポレオンが戦法を効果的にする(槍や剣を右手に持った騎士同士が戦う場面で、相手は左側からの攻撃に慣れていない)ため右側通行にしたと言われています。」

世界の通路を90%右側通行にしたナポレオンですが、右側通行に変えたの理由は「ナポレオンが左利きだったから」という説もあります。イギリスなど、ナポレオンに征服されなかった国のほとんどは、現在でも左側通行を採用しています。

日本ではどちらが上にくるのが主流?

日本では車が左側通行だから、イギリス式の/が上が主流なの?

そうではありません。日本では\が上になるようにステッチしてる人が多そうです。
(アンケートしてみます。)

クロスステッチで❌をステッチするとき上になる向きは?
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日本で「\が上になるフランス式が多い」のは、クロスステッチの本やキットが日本に輸入された国の多くがフランスやアメリカなど「右側通行の国」だったからではないかと予想します。

ちなみに、DMCの本社がフランス、HAEDの本社がアメリカです。

ハーフステッチは、クロスステッチの上にくる向きに合わせる?逆にする?

ハーフステッチとクロスステッチが混在しているキットでは、ハーフステッチの向きはどちらがいいでしょう?

・「クロスステッチの上になる方の向きにあわせてハーフステッチをする」と光が当たった時にナナメが同じ向きになって綺麗に見える。
・「クロスステッチの上になる方とは逆の向きにハーフステッチをする」と光が当たった時にナナメが違う向きになって綺麗に見える。

こちらも、好みの問題なので自由に刺してオッケーです。

私はクロスステッチとハーフステッチの違いをはっきりさせたいので、Dimensions社の説明書通りにクロスステッチは\が上、ハーフステッチは/向きで刺す「クロスステッチの上になる方とは逆の向きにハーフステッチをする」ことが多いです。

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