【クロスステッチ】同じサイズでカウント数が違えばこんなに変わる！

こんにちは、ReyLuke(れいるーく)です。

出来上がりサイズはそのままで、細かい図案をつくりたい。

細かい図案 ＝ マス目数が多い図案（大きい図案） です。

同じデザインで細かい図案をつくれば、「図案サイズ」は大きくなります。

図案サイズが大きくなれば、同じカウント数の布で刺すと「出来上がりサイズ」も大きくなってしまいます。

出来上がりサイズを変えないようにするには、カウント数が大きい布（目が細かい布）を使えばいいです。

今回は、同じ出来上がりサイズになるように、11カウント・16カウント・23カウントの3つの図案をつくってクロスステッチしてみました。

カウント数が違えばどれくらい細かくなるか、画質の違いを確認してみてください。

カウント数の違いを同じ出来上がりサイズで比較

同じ出来上がりサイズになるように、図案変換ドットコムで3つの図案をつくりました。

図案の横サイズを「カウント数 × ３」マスにすることで、横の長さを3インチ（約7.6cm）に統一しています。

11カウント（ダイソーの刺しゅう布を使用）

横サイズが33マスの図案です。

16カウント（ジャバクロス65を使用）

横サイズが48マスの図案です。

23カウント（綿オックスフォードを使用）

横サイズが69マスの図案です。

「図案サイズ」と「出来上がりサイズ」の関係性

図案サイズについて

図案サイズ（図案の大きさ）は、図案のマス目数のことです。図案サイズを大きくすると、出来上がりサイズも大きくなります。

※ここでの図案サイズは、図案の印刷サイズではありません。

出来上がりサイズについて

出来上がりサイズ（完成サイズ）は、作品の大きさのことです。カウント数を大きくすると、出来上がりサイズは小さくなります。

出来上がりサイズは、「図案サイズ÷カウント数」で計算することができます。

図案とカウント数から布サイズを簡単に計算する方法【クロスステッチ】

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カウント数について

クロスステッチは、縦糸と横糸が等間隔で織られた布を使います。布目が正方形になっていて、布目の1目に❌を刺していきます。

布目の大きさによって作品の大きさが変わってきます。

この「布目の大きさ」を、クロスステッチではカウント数で表します。

カウント数は、１インチ（2.54cm）あたりの目の数です。数字が大きい布ほど目が細かく、小さいほど目が大きくなります。

カウント数と図案の関係

この図案は何カウントの布で刺せばいいの？

どの布に刺しても自由です。カウント数によって出来上がりサイズが変わるだけです。

同じ図案で布のカウント数を変えると出来上がりサイズは変わりますが、拡大して見ると同じです。

（出典：オリムパス）

拡大した写真だけではカウント数の違いは分かりづらいです。

テレビに例えると図案サイズは画素数

液晶テレビは、「ハイビジョン ＜ フルハイビジョン ＜ 4K ＜ 8K」と画素数が大きくなります。

同じ画面の大きさなら、画素数が大きいほど映像はきれいです。

画素数が同じなら、画面が大きくなるほど映像は粗くなります。（ハイビジョンは、50インチを超えると画質が悪いです。50インチより大きいテレビはフルハイビジョンや4Kが主流です。）

ちなみに、40インチ以下の4Kテレビはあまり売られていません。小さな画面で画素数が大きすぎてもあまり画質の違いは分からないで、小型テレビならフルハイビジョンで十分ということかもしれません。