刺繍針やクロスステッチ針の布通りが良くなる針研ぎ器

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こんにちは、ReyLuke(れいるーく)です。

刺繍やクロスステッチをしていると、針の布通りが悪くなってきまりませんか?

サビてないのに、針のすべりが悪くなった。交換しないとダメ?

針のすべりが悪くなる原因は、何度も刺しているうちに針の表面のコーティングが剥がれ落ちてしまうからです。

コーティングが剥がれた状態で、手の皮脂や汚れが付いたままにしているとすぐに錆びてしまいます。

針が曲がってしまったり錆びたりしたら、新しい針に替えたほうがいいです。程度にもよりますが、布通りが悪くなった針を復活させる方法があります。

「昔は裁縫をするときに、針で頭をかく」のをテレビなどで見たり聞いたことがあるでしょうか。

あれは昔の人の知恵で、髪の毛の脂をつけて針をコーティングして、すべりを良くするためです。

針のすべりが悪いまま使いつづけるとどうなるの?

針が錆びやすくなる以外にも布通りが悪いと、針で生地の繊維を傷つけてしまいます。

針のすべりが悪いのは、生地の繊維にひっかかっているためです。傷ついた繊維に刺繍糸が通ると、糸が毛羽立ってきて切れやすくなります。

とくに何度も布に糸が通るクロスステッチなどでは、毛羽立った糸だと仕上がりにも影響します。

そこで、おすすめしたいのがクロバーの「針みがき」です。

今回は、私がいつも使っている針みがきの正しい使い方を紹介いたします。



針みがきの基本の使い方

クロバー公式チャンネルで使い方を紹介されています。

針みがきの基本の使い方は

1.中央のクッション部分に、針の先をゆっくり差し込みます。
2.上下の樹脂部分を、指で押さえて針をはさみつけます。
3.針を引き抜きます。
4.針の磨き具合を見ながら、数回繰り返します。

針みがきの正しい使い方

基本の使い方以外にもいくつか注意点がありますので、詳しく解説していきます。

サビは落ちない、サビ予防に使う

商品レビューを見ていると「サビが取れなかった」や「すべりが良くならない」というのを見かけますが、「針みがき」は錆を落とすものではありません。先端が潰れてしまったような場合も復活しません。

錆びてしまったり先端が潰れてしまった針は、新しい針に替えましょう。

針が錆びる前に、手の皮脂や汚れを落とすために「針みがき」を使います。

新しい針には使わない

針みがきは、新しい針には使わない方がいいです。

新しい針はサビ防止のコーティングがされていますので、新しい針に針みがきを使うと表面のコーティングが落ちてしまいます。

針が新しいうちは、使い終わったら柔らかい布や紙でさっと拭いてからしまうと錆びることなく長く使えます。

錆びてしまってからでも遅いので、「少し布通りが悪くなってきたかな」と感じたら「針みがき」を使います。

使うのは刺す前ではなく、刺し終わった後

・手の皮脂や汚れが付いたままにしていると錆びてしまう

ので、刺し始める前ではなく刺し終わった後に「針みがき」を使います。

もちろん、刺している途中でも布通りが悪くなったら「針みがき」を使います。

磨き過ぎには注意

過度の研磨は、針に傷をつけてしまいサビの原因にもなります。必要に応じて最小限の研磨をしてください。

針みがき」を使いすぎると、針の寿命が短くなります。

針を長持ちさせるコツは保管状態です。使用後は針を軽く拭いて汚れを取ってから、なるべく湿気がないところで保管しましょう。

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