こんにちは、ReyLuke(れいるーく)です。
「たのしいムーミンキルト 創刊号」購入しました!
そこで今回は「キルト」について解説していきます。
パッチワークキルトとかハワイアンキルトってよく聞くけど、パッチワークとキルトはどう違うの?
そもそもキルトって何のこと?
といった疑問を解消していきたいと思います。
キルトって何?
キルトは手芸(裁縫)の技法のひとつです。キルティングとも言います。
キルトとは?
キルティングされた「生地(きじ)」また、その「作品」のことです。
生地は「キルト生地」や「キルティング生地」と呼ばれます。
キルティングとは?
保温や装飾などを目的として、表布と裏布の間に柔らかい「羊毛・羽毛・綿」などの詰め物を入れ、縫い合わすことです。
2枚の布の間にいれる柔らかい綿の層のことを「キルト芯」「キルト綿」とも言います。
キルト生地の使い道
キルト生地の特徴
- 保温性(断熱性)がある
- 強度がある
- 軽い
このような特徴があることから、装飾品以外にも多く見られます。
ダウンジャケットなどのコート、バッグ、掛けぶとん、鍋つかみなどにもキルティングが使われています。
パッチワークとキルトの違い
パッチワークは、英語:Patch(パッチ)の「つぎはぎ用のあて布」と英語:Work(ワーク)の「作業」が合わさって、「さまざまの色・形・大きさの布片をはぎ合わせて、一つの面を作り出す手芸。また、その作品。」という意味になります。
表布がパッチワークで出来ているキルトを「パッチワークキルト」と言います。
キルトは、表布・キルト芯・裏布の3つを重ねた状態で縫い合わすことで、パッチワークとは技法の意味(作業の場所)が違います。
ほとんどの場合、パッチワークはキルティングしますので「パッチワークキルト」のことを「パッチワーク」と呼ぶことが多いです。
「これはパッチワーク?それともキルト?」と迷ったら、「どちらも正解」が答えになります。
ただし、表布がパッチワークでないキルトもありますので少し注意が必要です。
それでは、キルトの種類について見ていきましょう。
キルトの種類
パッチワークキルト
布をはぎ合わせて一枚の布にする技法(パッチワーク)で表布が作られているキルトです。
アップリケキルト
カットした布を土台となる布の上に縫い付ける技法(アップリケ)で表布が作られているキルトです。厳密にいうとパッチワークとは少し違います。
アップリケの語源はラテン語の「貼る・付ける」という意味です。
ハワイアンキルト
アップリケキルトの一種で、ハワイで生まれたキルトのことです。
ハワイアンキルトの特徴は、波紋のようなキルティングラインです。アップリケの周りに何周もキルティングをしています。
花や木の葉の模様など植物を題材にしたものが多いのも特徴です。
キルトの作品
少しだけですが、今も実際に使っている作品をいくつか紹介させていただきます。
マルチカバー(小)
プリンターカバーに使っています。
ティッシュカバー
ポーチ
マット・シート
家具の上に敷く布です。インテリアの下に敷いてもいいですね。
クロスステッチをあて布にしてキルティングしています。
たのしいムーミンキルト
キルトが出来ると楽しみにしていた「たのしいムーミンキルト」ですが、創刊号ではまだキルトは完成しません。
というか、創刊号で出来ることは刺繍のみです。
スターターキット
スターターキットとして、3本の針(キルト針・手縫い針・フランス刺しゅう針)が付いています。
創刊号で使用する針は、3本の中で一番長いフランス刺しゅう針のみです。
ほかにも、布や刺しゅう糸など2号以降で使うものも付いています。
キルトが出来上がるのは3号
創刊号では、フェルト生地にムーミンの刺繍ができます。下絵がプリントされているので楽です。
2号では、ムーミンの刺繍の続きです。そして「表布」にムーミンを刺繍した生地を縫い付けるとこまでいくと思います。
3号で、「キルト芯」と「裏布」を使ってやっとキルトが出来上がります。
付属の「ニョロニョロの巾着ポーチ」
創刊号では、図案プリント済みの表布にニョロニョロの刺繍ができます。
2号で仕立てをして巾着ポーチが完成します。
こちらも創刊号で出来ることは、刺繍だけのようです。
創刊号で使うステッチ
「ムーミントロールの刺しゅう」では
・アウトラインステッチ
「ニョロニョロの刺しゅう」では
・アウトラインステッチ(ニョロニョロの輪郭)
・フライステッチ(ニョロニョロの手)
・バックステッチ(目の周囲)
・フレンチノット(黒目)
と、創刊号だけでも様々なステッチが学べます。
刺し方は丁寧な解説付きなので、これから刺繍やキルトをはじめようとしている人にもちょうど良いと思います。
隔週刊で全80号です。創刊号は特別価格499円で、2号以降は1,599円です。
「はじめての刺し子」はこちらで紹介しています。
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