こんにちは、ReyLuke(れいるーく)です。
クロスステッチで全面刺しや一色刺しなどを刺すとき、刺繍糸は何束用意したらいいか悩みますよね。
ついつい多めに買ってしまって、あまり使わない色なのに大量にあまらせてしまったことありませんか?
オリジナル図案の全面刺しが完成したので、使用した刺繍糸の量を調べてみました。
結果だけ先にお伝えすると、16カウントで2本取りなら刺繍糸1束で約2000マスを刺すことができました。
2本取りで刺したときの刺繍糸1束で刺せるマス数です。
14カウント | 1750マス | (1500~2100) |
16カウント | 2000マス | (1700~2400) |
18カウント | 2250マス | (1900~2700) |
「糸が足りなければまた買い足さないといけないし、余分に買いすぎるともったいない。」
そういうことがなくなるように、参考になればうれしいです。
それでは、具体的にどのように調べたかを詳しく解説していきます。
糸の使用量を調べてみた
パーキング法で全面刺し
図案サイズがヨコ140マス×タテ250マスの全面刺しです。
刺し方は、パーキング法です。
パーキング法のやり方はこちら
16カウントの布に2本取りで刺しています。
あまった刺繍糸
あまった糸です。ほとんど新品の刺繍糸を使用しています。
1500マス以上刺した色を抽出しました。
コスモ色番号 | 刺したマスの数 | 残った量 | 2000マス刺せるか |
525 | 1516 | 1束でまだ余裕 | ○ |
2664 | 1825 | 1束で少し残る | △ |
667A | 2634 | 1束でギリギリ | ○ |
669A | 2562 | 1束でギリギリ | ○ |
765 | 1687 | 1束でギリギリ? | × |
447 | 3363 | 2束で少し残る | × |
602 | 4895 | 2束でギリギリ | ○ |
600 | 4633 | 2束で足りない? | ○ |
わかったこと
パーキング法は、次に刺すところが離れていても糸の始末せずに裏側で糸を渡します。
そのため、図案によって飛び飛びに刺す色は、裏側での糸の消費が激しくなります。
糸の使用量は、刺し方によって変わってきます。また、刺し間違いなどで無駄になる糸も出てきます。
カウント別の2本取りで必要な糸
2本取りで刺したときの刺繍糸1束で刺せるマス数です。
14カウント | 1750マス | (1500~2100) |
16カウント | 2000マス | (1700~2400) |
18カウント | 2250マス | (1900~2700) |
例えば16カウントの場合
「糸があまってもいいけど、糸を買い足すのはイヤな人」は1700マスで1束
「糸の買い足しはいいけど、糸を余計に買いたくない人」は2400マスで1束
を用意すればいいをいうことになります。
刺繍糸1束の長さ
クロスステッチでは、「25番刺しゅう糸」を使います。
25番刺繍糸は、細い6本の糸がゆるくより合わされています。
一般的な1束の長さは約8メートルです。
つまり、1本取りなら(8×6=)48メートル分として使うことができます。
2本取りなら24メートル分です。
カウント数と何本取り
カウント数によって刺繍糸は何本取りがいいでしょうか?
特に決まりはないですが目安として表にしました。
6~8カウント | 6本取り | ジャバクロス25(粗目) |
9~13カウント | 4本取り | ジャバクロス35(中目)ジャバクロス45(細目) |
14~19カウント | 2本取り | ジャバクロス55 ジャバクロス65 |
20カウント以上 | 1本取り | 綿オックスフォード |
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