こんにちは、ReyLuke(れいるーく)です。
白い布に白い花を書くにはどうすればいいの?
白い花をクロスステッチで刺す(書く)ときは、色がついた布(背景色)を使うのが楽です。
白い布を使いたい場合は、白い花の背景を葉っぱや空などにするか、バックステッチを入れる方法があります。
前回の「クロスステッチ図案の書き方 その6|バラ(6月の誕生月花)」では、八重咲きのバラを書くコツを学びました。
今回は、7月の誕生月の花、百合(ユリ)の図案を作っていきます。
はじめに
「その7」では、ユリの書き方を学んでいきます。
ユリのように白い花を白い布に刺すと、布と花との境目がわからなくなります。
そんな時は、布と花との境目にバックステッチを入れるのがおすすめです。
花の紹介(7月の誕生月花)
百合(ユリ)は、ユリ科の植物です。
「立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)、歩く姿は百合(ユリ)の花」など、美しい女性を形容する言葉に使われます。
開花時期は、5月〜8月です。
花言葉は、「純潔」「無垢」「威厳」です。
書き方のコツ
色を準備する
最初に使う色を用意しましょう。
薄い色から濃い色まで、花には3色、葉っぱには3色、それと別につぼみと雄しべに3色を使いました。
背景に色をつけて輪郭を書く
花が白いので最初に別レイヤーで背景色を設定します。
楕円形を使って輪郭を書きます。
花びらを線で書く
線で花びらの外枠を書きます。
花びらを一枚ずつ仕上げる
先に濃い色で塗りつぶします。
光の当たる位置を意識して、徐々に薄い色で上塗りしていきます。
ここまでは「その2|フリージア(2月の誕生月花)」と同じです。
フリージアとユリはよく似ていますが、フリージアの花びらの先は丸まっていて、ユリの花びらの先は尖っています。
葉っぱを書く
葉っぱを書きます。これで図案は完成です!
白い布にクロスステッチする
背景色を白くしました。花びらの境目がわかりづらいです。
実際にクロスステッチで刺してみると、まったく境目がわかりません。
花のまわりと雄しべをバックステッチする
バックステッチします。
完成です!
「バックステッチ」は、裏から前へ針を出して後ろに戻りながら刺して進んでいく
刺し方で、輪郭線などによく使われる基本のステッチです。
まとめ
今回学んだポイントをまとめます。
- 最初に色を準備する
- 背景に色をつけて輪郭を書く
- 花びらを線で書く
- 徐々に薄い色をつけて花びらを一枚ずつ仕上げる
- 葉っぱを書く
- 刺すときは花のまわりにバックステッチをする
次回は、「その8|ひまわり(8月の誕生月花)」です。
花びらが多いひまわりを書くコツを学んでいきます。
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