クロスステッチで刺し間違いをほどくための道具「リッパー」の使い方

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こんにちは、ReyLuke(@hutarigurasicom)です。

クロスステッチでは、かなり広い範囲でマスがずれて刺してしまったり、図案の記号を間違えて違う色の刺繍糸で刺してしまっりして、後で気が付くことがあります。

1マスずつ戻りながら糸をほどいていくのはつらい。

ハサミで糸を切ると、布まで一緒に切ってしまいそう。

そんな時に使える道具が「シームリッパー(seam ripper)」です。リッパーともいいます。

シームリッパーは縫い目(seam)を切り裂く(ripper)ための道具で、布地を傷めずに縫い目の糸を簡単に切断することができます。


今回は、リッパーを使ったステッチのほどき方を紹介いたします。



リッパーを使ったステッチのほどき方

(出典:楽天市場

リッパーの使い方

1.布地を刺繍枠から外します。
2.ステッチをほどく場所を選びます。
3.リッパーの先端にある尖った部分をステッチの下に差し込みます。
4.リッパーを押し込み、奥の刃を使って糸を切ります。
5.3目~5目を目安に糸を切っていきます。(すべてのステッチを切る必要はありません。)
6.糸抜きなどを使って、糸くずを取り除きます。

布地を傷つけたり、穴を開けてしまう可能性がありますので、慎重に作業してください。布地自体を切らないように気を付けてください。

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(出典:クロバー 道具の使い方3 リッパーの使い方(縫った糸目のほどき方、ボタンホールのつくり方) 初心者さんをサポート

先端の赤い玉がついている意味

短いほうの先端に赤い丸い玉がついてるリッパーが多いです。

これは飾りや取ったりするものではなく、糸を切る時に布地を傷めないよう保護するためのものです。

ミシン目などを縫い目を切るときに布と布の間にリッパーを差し込む場合、尖ったほうを差し込むと布地に突き刺してしまうことがあるので、赤い丸い玉がついているほうを布地の間に差し込んで使います。

クロスステッチをほどくときは、赤い玉がついているほうは使いません。

(出典:ちょっと怖いけど早い!リッパーの使い方

リッパーを使わなくてもいいように

リッパーを使わなくてもいいように、今刺しているところをこまめに確認して刺し間違いを減らすようにしましょう。

また、キットの図案には似たような記号も多いので、違う色の刺繍糸で刺してしまっりしないように注意しましょう。

よく間違えるポイントは、以下の3つです。

・連続した目を刺すときの目の数え間違い
・間を飛ばして刺しはじめるときの開ける目の数え違い
・似たような模様での今刺している場所の勘違い

刺し間違いを防ぐためには、図案のグリッド線と同じように布地にもチャコペンなどで10マスごとにグリッド線を引くのもおすすめです。

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