【クロスステッチ】飛び飛びで離れたマスに刺すときに気をつけること

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こんにちは、ReyLuke(@hutarigurasicom)です。

クロスステッチで離れたマスに裏側で糸を渡すときは、次のような点に注意します。

・なるべく他の色より先に刺して、裏に渡る糸が後から刺す糸に自然に絡まれて固定できるようにする
・他の色より後から刺すときは、裏に渡る糸が引っ掛かったりしないように途中で他の糸にくぐらせる
・布が透けやすい場合は、何も刺さない部分には裏に糸を渡さない

上に挙げた以外にも、❌の刺し順が重要になります。

離れたマスの❌の形が揃わないは、離れたマスの一番近い穴から刺しているのに原因があります。

布の穴に糸が真っすぐ通って穴がふさがってしまうと、次に刺すときに糸の間を割ってしまいやすくなるからです。

穴で糸が鋭角に折れ曲がるようにする

これを意識するだけで❌の形が綺麗になります。

次に刺すマスを考えて、穴で糸が直角(90度)よりも折れ曲がるように刺すことが大切です。

今回は、離れたマスを刺すときの刺し順を詳しく解説していきます。



上になる「\」の刺し順に注意

※\が上になるフランス式の場合で説明します。

右下の離れたマスに刺す場合

次の離れたマスが右下にあるとき、今のマスの「\」の右下で終わってしまうと布の穴に真っすぐ糸が通ってしまいます。

穴をふさがないためには、(次の離れたマスが右下にあるときは)今のマスの「\」は左上で終わるように刺します。

良くない例

右下で刺し終わって離れた右下のマスへ行くと、

糸が真っすぐで⭕️の穴がふさがる。

良い例

左上で刺し終わって離れた右下のマスへ行くと、

糸が鋭角に折れ曲がっているので⭕️の穴はふさがらない。

下になる「/」の刺し順に注意

右上の離れたマスに刺す場合

次の離れたマスが右上にあるとき、次のマスの「/」の左下から刺すと布の穴に真っすぐ糸が通ってしまいます。

穴をふさがないためには、(次の離れたマスが右上にあるときは)次のマスの「/」は右上から刺します。

良くない例

離れた右上のマスを「/」の左下から刺すと、

糸が真っすぐで⭕️の穴がふさがる。

良い例

離れた右上のマスを「/」の右上から刺すと、

糸が鋭角に折れ曲がっているので⭕️の穴はふさがらない。

布の穴がふさがらない刺し方

クロスステッチで離れたマスに裏側で糸を渡すときは、一番近い穴に刺すのではなく穴で糸が鋭角に折れ曲がるように刺します。

まとめると、真ん中の⭕️から離れたマスへ刺す場合の穴がふさがらない刺し方の範囲はこちらになります。

※穴で糸が直角(90度)よりも折れ曲がるのが理想ですが、穴がふさがらなければ大丈夫です。

薄い青い部分で次のマスの「」の刺し順が変わります。重なってる部分(濃い青)は次の「」の刺し順はどちらでもオッケーです。

青くなっていない方向は、糸が真っすぐ通って⭕️の穴がふさがってしまいます。そのときは青い「」は逆の刺し順にしたほうがいいです。

この刺し方は糸の消費量を抑える刺し方とは真逆で、遠い穴に刺すことになるので糸の消費量は増えます。

また、必ずしもこの刺し順を守らなければならないということはありません。

「❌の形が揃わなくてどうしても気になる」「なぜ❌の形が綺麗にならないのか理由を知りたい」といった人向けです。

理由がわかって少し意識するだけで、離れたマスに刺すときに役に立つと思います。

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