スウェーデン刺繍のやり方|スウェーデン刺繍で使う道具と刺し方

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こんにちは、ReyLuke(@hutarigurasicom)です。

スウェーデン刺繍とは?

スウェーデン刺繍は、ハック刺繍(Huck Weaving)とも呼ばれ、布の織り目をすくって糸を通し表面織りで模様で作る技法です。

布を通って表裏に針を刺すのではなく、布の縦糸を針ですくって糸を織り込んでいきます。

ハック(huck)とは、きめの粗い綿や麻の繊維からなる織り目がすくいやすい生地のことで、テーブルクロスやタオルなどに使われます。

ハック刺繍はスウェーデンで生まれました。日本では1960年〜1970年代に大ブームとなり、スウェーデン刺繍と呼ばれるようになりました。

今回は、「スウェーデン刺繍で使う道具」と「スウェーデン刺繍の刺し方」について紹介していきます。



スウェーデン刺繍で使う道具

(出典:楽天市場

スウェーデン刺繍で必要になるのは「布」「針」「糸」の3つです。それと、糸を切る専用の「ハサミ」があると便利です。刺繍枠は使いません。

スウェーデン刺繍に使用する布は、きめの粗い織り目がすくいやすい布が適しています。

クロスステッチで使う布「アイーダ」や「ジャバクロス」も使えますが、スウェーデン刺繍専用の「スウェーデンクロス」がおすすめです。

スウェーデンクロスは何カウント?

オリムパスのNo.7500スウェーデンクロスは、縦10カウント×横14カウントで1マスは縦長の長方形です。

スウェーデン刺繍に使用する針は、布目がすくいやすいように一般的な刺繍針に比べて長く太く、先が曲がっている針が適しています。針先が丸いものを使います。

(出典:楽天市場

クロスステッチで使う「クロスステッチ針」も使えますが、スウェーデン刺繍専用の「スウェーデン刺繍針」がおすすめです。

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色数が豊富で安価な、25番刺繍糸か5番刺繍糸がおすすめです。

スウェーデン刺繍は太い糸を長く使用することが多いので、余っている25番刺繍糸がなければ5番刺繍糸のほうがいいかもしれません。

ちなみに、「5番刺繍糸の1本取り」は「25番刺繍糸の6本取り」と同じくらいの太さです。

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5番刺繍糸のほうが高い?

1束の値段は5番刺繍糸のほうが高いですが、25番刺繍糸とは1束の長さが違います。

25番刺繍糸は1束8メートルに対して5番刺繍糸は1束25メートルあるので、5番刺繍糸のほうがお得です。

スウェーデン刺繍キット

スウェーデン刺繍の材料と道具がセットになったキットも販売されています。

布(スウェーデンクロス)、スウェーデン刺繍針、刺繍糸、図案付き説明書がセットになっているので、すぐに始められます。練習用に最適です。

スウェーデン刺繍の刺し方

(出典:楽天市場

1色目の糸を右端から左端へ、段を変えながら刺していく

右利きの人の場合です。左利きの人は、左端から右端へ刺すほうが刺しやすいです。

布の織り目(縦糸)を針先ですくい、右から左へ刺し進みます。

針は布の裏に出さず、縦糸の部分のみをすくいます。

※今回は、クロスステッチ針とクロスステッチ用11カウントの布(ダイソーの刺しゅう布)を、糸は25番刺繍糸をほぐさずに6本をそのまま使っています。

針を引き、糸をならします。これを「ダーニング」といいます。
2段上の目をすくって右から左へ刺すことを「2段上がり」といいます。
1段上の目をすくって右から左に刺すことを「1段上がり」といいます。
同様に「1段下がり」「2段下がり」を繰り返して模様を作っていきます。

左まで刺し終えたら、糸を変えて右端から刺し始める

2段上がりのあと、すぐ2段下がりで同じ織り目をすくうと糸がクロスします。これを「クロス刺し」といいます。

※上の画像は、4段上がりのあと4段下がりのクロス刺しです。

布の裏面には糸が出ない

針は布の裏に出さず縦糸の部分のみをすくっているので、布の裏面には糸が出ていません。

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