こんにちは、ReyLuke(れいるーく)です。
お花畑を書きたい!
お花畑を書く上で大切なことは、遠近感をだすことです。
1つの花をコピーして並べるだけでは、すべての花が同じ大きさで同じ方向をむいてしまうので不自然になります。
前回の「クロスステッチ図案の書き方 その9|ダリア(9月の誕生月花)」では、ひまわりやバラより花びらが多いダリアを書くコツを学びました。
今回は、コスモス畑の図案を作っていきます。
10月全体の誕生月花は「ガーベラ」ですが、秋といえば「秋桜」ということで、10月の誕生花の一つであるコスモスを書くことにします。
はじめに
「その10」では、コスモス畑を書くコツを学んでいきます。
お花畑を書く上で大切なことは、遠近感をだすことです。
1つの花をコピーして並べるだけでは、すべての花が同じ大きさで同じ方向をむいてしまうので不自然になります。
手前の花は細かく、奥側の花は簡単に、もっと遠くにある花は1マスだけで書いていきます。
花の紹介(10月の誕生花)
コスモスは、キク科の植物です。秋桜(アキザクラ)とも呼ばれます。
開花時期は、6月〜11月です。7~8月に咲くコスモスは「夏咲き」、10月~11月に咲くコスモスは「秋咲き」といいます。
花言葉は、「乙女の純真」「調和」「謙虚」です。
「秋桜」を「コスモス」と読むようになったのは、1977年(昭和52年)に大ヒットした山口百恵さんの「秋桜」という曲がきっかけです。
作詞作曲のさだまさしさんが、曲のタイトルや歌詞の中で「秋桜」と書いて「コスモス」と読ませ、この読み方が一般的になったと言われています。
書き方のコツ
色を準備する
最初に使う色を用意しましょう。
薄い色から濃い色まで、花には4色、葉っぱには4色を使いました。
輪郭を書く
お皿をイメージして輪郭を書きます。
花びらに色をつけていく
花びら同士が同じ色にならないように交互に仮の色をつけていきます。
花びらに影をつけて仕上げる
光のあたる方向を意識しながら影をつけていきます。
これで手前の花が完成しました。続けて背景の草と遠くの花を書いていきます。
背景に草色を塗る
レイヤーを変えて、手前は濃い色で、奥は薄い草色で塗っていきます。
遠くを薄くすることで遠近感がでます。
レイヤーを重ねて、手前の花の位置を調整します。
遠くの花を書く
レイヤーを変えて、上から白・赤・ピンクで花を書いていきます。
完成です!
1マス色が変わるだけでイメージも変わりますので、レイヤー機能を使っていろいろ試してみたほうがいいです。(レイヤーを変えると元の画像は残ります。)
レイヤー機能についてはこちらで詳しく解説しています。
まとめ
今回学んだポイントをまとめます。
- 最初に色を準備する
- お皿をイメージして輪郭を書く
- 花びらに仮の色をつけていく
- 花びらに影をつけて仕上げる
- 背景に草色を塗る(奥は薄い色にする)
- 遠くの花を書く
次回は、「その11|シクラメン(11月の誕生月花)」です。
面白い咲き方をする花を書くコツを学んでいきます。
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