OwlForest EmbroideryのミステリーSAL「Treasure Island」がはじまりました

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こんにちは、ReyLuke(@hutarigurasicom)です。

5月12日(金)より、OwlForest Embroideryの新しいミステリーSALが始まりました。図案「Treasure Island」は公式サイトから無料でダウンロードできます。

>> Free Digital Chart for 2023 SAL “Treasure Island”

Free Digital Chart for 2023 SAL “Treasure Island”

初回の公開日は5月12日でその後、隔週金曜日に次のパートが公開されていきます。

全17回に渡って公開されるミステリーSALで、最終回は12月22日の公開になります。

今回は、OwlForest Embroideryの過去のミステリーSALと、2023年のミステリーSAL「Treasure Island」の概要を紹介いたします。



ミステリーSALとは

ミステリーSALってなに?

SAL(サル)とは、Stitch A Longの略で、直訳すると「長く刺す」で「長い期間刺す」という意味です。

期間毎に図案の一部が公開されるSALのことを、完成するまで全体図が分からないので「ミステリーSAL」といいます。

OwlForest Embroideryの過去のミステリーSAL

OwlForest Embroideryの「2021年のミステリーSAL」と「2022年のミステリーSAL」を紹介いたします。

過去のミステリーSALも公式サイトから無料でダウンロードできます。

2021年のSAL「Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)」

(出典:Free Digital Chart for SAL “Alice in Wonderland”

デザイナー:Galina Egorenkova
フロスの色数:14
クロスステッチの数:23543
サイズ(クロスステッチ):263×263

2022年のSAL「Houseplants(観葉植物)」

(出典:Free Digital Chart for 2022 SAL “Houseplants”

デザイナー:Galina Egorenkova
フロスの色数:16
クロスステッチの数:16016
サイズ(クロスステッチ):229 × 173

2023年のミステリーSAL「Treasure Island」の概要

デザイナーは過去のミステリーSALと同じGalina Egorenkovaさん、色数は今までより少な目ですがステッチ数は今までで一番多いです。

2023年のSAL「Treasure Island(宝島)」

(出典:Free Digital Chart for 2023 SAL “Treasure Island”

デザイナー:Galina Egorenkova
フロスの色数:12
クロスステッチの数:24245
サイズ(クロスステッチ):201×276

「Treasure Island(宝島)」図案の入手方法

作品タイトル:Treasure Island
価格:無料
期間:2023年5月12日~12月22日(隔週金曜日公開)
入手方法:ホームページからPDFファイルをダウンロード

Free Digital Chart for 2023 SAL “Treasure Island”のページ右にある「Download」を押すと、図案をダウンロードできます。

ダウンロードされる図案はPDFです。

PDFとは、どのスマホやパソコンでも同じレイアウト(文字の大きさや画像の位置)で表示・印刷できる保存形式です。

図案を印刷したい場合はこちら

図案をスマホアプリで表示する場合はこちら

図案の見方

図案説明は「ロシア語」と「英語」の両方で書かれています。

Размер схемы / Size: ・・・ 「Размер схемы」がロシア語で「Size」が英語
(крестиков / cross-stitches)・・・「крестиков」がロシア語で「cross-stitches」が英語

となります。日本語に翻訳すると下記の通りです。

サイズ:201 × 276 マス

推奨生地:ツヴァイガルト社のリネン 32カウント
(縦横2マスを1目として刺すので実質16カウントです。)

完成した作品のサイズ:
28 (14) カウント — 36.5 x 50 cm
32 (16) カウント — 32 x 44 cm
36 (18) カウント — 28.5 x 39 cm
40 (20) カウント — 25.5 x 35 cm

刺繍糸の色番号

刺繍糸の色番号は、「DMC」「Gamma」「Trade n.a. Kirov」の3メーカーの色番号が記載されています。

図案説明の一番右にある「Кол-во крестиков / Number of cross-stitches」の数字は、その記号のステッチ数です。

DMC色番号からの対応表で、コスモとオリムパスの色番号を調べました。

DMCコスモオリムパス必要束数
B520025008011
37991554882
7584627651
169152A4841
30323828431
8013107372
98723192772
9327323122
9307343161
3503441861
38275745312
385324027821

※必要束数は、32 (16) カウントで2本取りの場合です。
※対応表は私が独自に調べたもので、実際の刺繍糸とは完全には一致しない場合がありますのでご了承ください。

ミステリーSAL「Treasure Island」の刺し始め

今回の図案には、宝島の文字がロシア語の「Остров Cокровищ」と英語の「Treasure Island」の2種類あります。どちらの文字で刺すか図案を決めます。

布サイズの確認と布端のほつれ止め

今回は、ツヴァイガルト社のアイーダ 18カウントを使います。

元の布サイズが約50×53cmなので、そのまま使って余白は「上下それぞれ7cm、左右それぞれ10cm」ほどになります。

完成した作品のサイズ:
28 (14) カウント — 36.5 x 50 cm
32 (16) カウント — 32 x 44 cm
36 (18) カウント — 28.5 x 39 cm
40 (20) カウント — 25.5 x 35 cm

布端のほつれ止めを施します。

今回は、布サイズも大きいので布用ボンドでほつれ止めをしました。

中心の位置を決める

初回の図案には中心の位置がマークされているので、布にも縫い糸を使って中心にしるしを付けます。

マス目数が横201マス×縦276マスなので、中心から上へ138マス上がったところが一番上になります。

縫い糸を使ってガイド線を引きました。

刺し始める位置を確認

OwlForest Embroideryの図案では、図案の中心もしくは刺し終わった図案からの位置で刺す場所を決めます。

初回は「図案の一番上で左右の中心になる位置」から刺し始めるのが間違いにくいと思います。

最初に刺し始める位置を間違えると、最後に布の大きさが足りなくなったりすることもあるので、何度も確認して間違えないように注意しましょう。

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