こんにちは、ReyLuke(@hutarigurasicom)です。
黒い布の上に鮮やかな色の刺繍糸を使うと、ステッチがより際立ち、カラフルで魅力的なデザインが生まれます。暗い背景にデザインが浮かび上がる様子が一層美しく映えます。
ただし、濃い色の布を使う場合には、目が疲れやすくなる可能性があるため、明るい照明を確保し、ステッチを行う際に注意深く作業することが重要です。クロスステッチ初心者には少し難易度が高いかもしれません。
そこで今回は、濃い色の布に簡単に刺すコツをいくつか紹介いたします。
濃い色の布に簡単に刺すコツ
濃い布のクロスステッチは、白い布に比べると目に負担がかかり長時間の作業や照明不足がある場合、目が疲れやすくなります。また、布目が見つけにくいので数え間違えて刺し間違える可能性も増えます。
なるべく目が疲れない方法と目数を数え間違えないための方法を紹介いたします。
電気スタンドなど照明を利用する
昼間は太陽光で気にならないのが、夜になると十分な明るさが確保されないため黒い布に刺すのが難しく感じる場合があります。
黒い布に限らずクロスステッチをするときは、適切な照明を使用することが重要です。目の負担が増加することで、目が疲れやすくなるだけでなく視力の低下が起こる可能性があります。
電気スタンドを利用する場合は、目に直接光を当てないように注意しましょう。
布の下は白い背景を使う
背景に白いものがあると、黒い布の穴が見やすくなります。背景が黒いと黒い布の穴が見つけにくいです。
濃い色の布にクロスステッチするときは、膝の上に白い布を掛けることで布目が見えて刺しやすくなります。
刺繍スタンドを使って机の上で作業する場合は、白い紙を敷くのもいいと思います。

拡大鏡を使用する
白い布にクロスステッチするときに拡大鏡は必要なくても、濃い色の布に刺す場合は拡大鏡の使用を検討してみてください。
ドラッグストアで買える安価なものでも十分です。濃い色の布をドラッグストアに持っていって、実際かけて見て選ぶのもおすすめです。
メガネをかけたままでも使えるレンズはね上げ式のヘッドルーペがおすすめです。
水に溶けるしつけ糸でグリッド線を引く
普段使っているチャコペンでは線が見えないので、黒い布にはグリッド線を引かずに刺す人も多いかもしれません。濃い色の布にこそ、布目を数え間違えないためにグリッド線は引いたほうがいいです。
白いチャコペンを使うのもいいですが、水に溶けるしつけ糸を使えば、しつけ糸を一緒に刺さないように注意してステッチする必要もありません。水に浸ければ溶けるので作品が完成したあとにしつけ糸をほどく作業からも解放されます。
14カウントなどの低いカウント数の布を選ぶ
濃い色の布でクロスステッチをするのが初めての場合は、無理に目の細かい布を使わずに14カウントなどの低いカウント数の布から始めることをおすすめします。
ゆっくり休憩をとりながら刺す
濃い色の布にクロスステッチすると目に負担がかかります。無理せず、目が疲れる前にこまめに休憩を取りましょう。
目が細かくない白い布のクロスステッチ作品と並行して2つの作品を交互に刺すのもいいかもしれません。
適度な休憩を取りながら作業することによって
・目の疲れの軽減
・作業の精度向上
・過度のストレスの軽減
などが改善される可能性があります。
また、休憩中にストレッチを行ったりすることもおすすめです。
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