こんにちは、ReyLuke(@hutarigurasicom)です。
小さいクロスステッチ作品を作ったあと、あまった布は保管している人は多いと思います。
そして、久しぶりに使おうとしたときに「この布って何カウントだったっけ?」となることがあります。
18カウントの布だと思って、額に合うサイズで作ってたつもりが「あれ?思ってたより大きいかも。16カウントの布だったかな。」なんてことも。
事前にしっかり確認していないと、刺している途中で額に入りきらないことに気づく場合もあります。
布のカウント数はどうやったら調べられるの?
カウント数は、1インチ(2.54cm)の長さにマス目数がいくつあるかを調べれば分かります。
カウントを計れるものさし「クロスステッチ定規」で調べる方法もあります。
クロスステッチ定規にはいろんな場面で役に立ちます。
・この布が何カウントか知りたい
・額に入るマス目数を知りたい
・ガイド線を10マスごとに引きたい
・○マス離れた場所に刺したい
など、使い道はたくさんあります。
今回は、カウントを計れるものさし「クロスステッチ定規の使い方」と「購入方法」について詳しく解説していきます。
クロスステッチ定規の使い方の例
クロスステッチ定規を使えば、いろんな場面で作業効率がアップします。
・計算する必要がなくなることで、作業効率がアップします。
計算間違いしたときの「出来上がった後で、額とサイズが合わない」なんてことがなくなります。
・刺し間違いがなくなることで、作業効率がアップします。
糸を解いて刺し直すための「時間の無駄」と「糸の無駄」がなくなります。
布のカウント数を調べる
手元にある布のカウント数がわかないときに、クロスステッチ定規があれば簡単に「布のカウント数」を調べることができます。
クロスステッチ定規を布に当てて、ちょうど布のマス目と同じになるカウント(ct)を探します。
このように、クロスステッチ定規を布に当てるだけでカウント数を調べることができます。
額に入るマス目数を調べる
フレームにピッタリ合う作品を作りたい場合、額のサイズを計って出来上がりサイズと布のカウント数から「額に入るマス目数」を計算することはできます。
そんな計算をしなくても、クロスステッチ定規をフレームに当てるだけで簡単に「額に入るマス目数」が分かります。
このように、好きなカウントのマス目数を調べることができます。
ガイド線を10マスごとに引く
全面刺しなどでガイド線(グリッド線)を引くとき、マス目数を数え間違えて1マスずれて引いてしまうことも少なくありません。
刺している途中に1マスずれて11マスのところがあるのに気がついたこともありました。
布にラインを引く時もぐっと作業効率をアップできます。
このように、クロスステッチ定規を布に当てて10マスごとに目印を付けていけば、マス目数を数え間違えることなく10マスずつガイド線を引くことができます。
マス目が離れた場所に刺したい
同じ色のマスが離れているとき、何度も数え直して刺し間違えないように注意しても1マスずれてしまうことがあります。
あとでずれていたことに気づいて糸を解いてやり直しなんてことも多いと思います。
クロスステッチ定規があれば、10マス以上離れた場所に刺したい時でも、目安をつけやすくなります。
このように、マス目数を数え間違えることなく離れた場所でも刺すことができます。
クロスステッチ定規の購入方法
おすすめのクロスステッチ定規は、「ちきこのアトリエ」で販売されている「クロスステッチ定規(印刷カット済み)950円」です。
ちきこのアトリエのクロスステッチ定規
ちきこのアトリエでは、「クロスステッチ定規(ダウンロード版)500円」と「クロスステッチ定規(印刷カット済み)950円」が販売されています。
ダウンロード版
PDFデータを開いて、「実際のサイズ(100%)」で印刷します。
実際のサイズで印刷してもサイズが合わない場合は、倍率を変えて微調整します。
印刷カット済み
ダウンロードして印刷するのが不安な方は、すぐ使える状態の印刷カット済みがおすすめです。
商品が届いたらすぐ使えます。
定規にマスキングテープを貼って今使っている布のカウント数にあった目盛を手書きして自作することも可能ですが、作る手間と材料費を考えたら印刷カット済みの商品がいいと思い、「クロスステッチ定規(印刷カット済み)」を購入しました。
Yarn TreeのCross Stitch Gauge(クロスステッチゲージ)
耐久性のある白いプラスチック製です。表と裏が使えて11・14・16・18・22・25・26・28・30・32・36・40ctに対応しています。
現在、「Amazon」とクロスステッチ輸入専門ショップ「ベイビーシナモン」で販売されています。
Atelier Lievreのクロスステッチ用定規
※現在は販売されていません。
優しい木目のクロスステッチに便利な定規です。 インチ、センチ、11・14・16・18カウントの布目のメモリが入っています。
以前は、「minnne」や「ラクマ」で販売されていました。
スマホで使えるWEB定規
スマートフォン(スマホ)のブラウザで見る実寸のWEB用定規(物差し[ものさし])です。
これをヒントに、カウントが計れる「WEBクロスステッチ定規」を試作してみました。
スマホ画面を拡大することで、右側の目盛をカウント数に合わせて使います。
※「画面の向きをロック」すると使いやすいです。
※ 拡大した状態でスクショ(スクリーンショット)を撮って画像に保存できます。
WEBクロスステッチ定規の使い方
調べたいカウント数にスマホ画面を拡大すると、右側の1目盛がそのカウント数の1マスの大きさになります。
そのままで使えますが、スクショを撮って画像に保存すれば、そのカウント数のクロスステッチ定規が画像を開けば使えるようになります。
例えば16カウントで使う場合、
1.16カウントの下にある青丸●の上に「1円玉」を置き、画面を拡大して●を1円玉と同じ大きさにします。
2.右側の目盛が見えるように移動させて、スクショを撮って画像に保存します。
3.「画面の向きをロック」して、布に目盛を近づけるとマス目数を調べることができます。
ご要望が多ければ、スマホの機種名とカウント数を指定すれば拡大せずに100%の倍率で使えるWEB定規を作るかもしれません。
コメント
web定規便利ですね!使わせていただきます。