黒い布や濃い色の布の撮影方法｜カメラの「露出補正」と「露出」の意味

こんにちは、ReyLuke(@hutarigurasicom)です。

黒い布や濃い色の布を撮影したとき、実際の色とは違う色の写真になることはありませんか？

元の布の色

写真の布の色

濃い色の布が写真で明るくなってしまう理由は、カメラの「露出補正」が自動でレンズに取り込まれる光の量を調整しているためです。

カメラの「露出補正」をオフにするか「露出」を手動で調整すれば、黒い布を黒く写真で撮ることができます。

今回は、iPhoneカメラで露出を調整する方法と、カメラの「露出補正」と「露出」の意味を詳しく解説していきます。

iPhoneカメラで露出を調整する方法

iPhoneカメラで露出を調整する一例です。

画面上メニューの上矢印のアイコン「∧」を押す

下メニューの露出アイコン「±」を選択する

スライダを動かして露出を調整する

＋（プラス）の数字が大きくなると明るく、－（マイナス）の数字が大きくなると暗くなります。

カメラの「露出補正」と「露出」の意味

露出とは

カメラでの「露出」とは、写真を撮るときにレンズに取り込まれる光の量のことです。

露出を調整することで、暗い夜や室内でも明るい昼間や屋外でも、被写体がはっきり見えるように撮影できます。

露出を上げること（プラス補正）で明るい写真にすることができ、露出を下げること（マイナス補正）で暗い写真にすることができます。

露出補正とは

露出補正とは、写真を明るくしたり暗くしたりすることです。

スマホのカメラには自動露出補正がついており、カメラが適正な露出を判断して写真の明るさを自動で補正します。

自動露出補正があると、暗い写真を撮ろうとしても自動で露出補正が働いて明るい写真になってしまいます。

そのため、黒い布や濃い色の布を撮影したとき、実際の色とは違う色の写真になることがあるのです。